明日の色

絵の制作と日々生活の事‐‐‐ほぼ独り言!

捨てられなかった物…

20代に買い求めた面相筆❗
と、
広田多津の画集❗

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絵を止めた時に
自分の絵や油彩の道具、一切合切
処分したのに…

何故か筆だけは捨てられなかった

心のどこかに、また筆を持つ日がと…
無意識にあったのかもしれない


そして画集…
どんな画集であれ普通は安くない物だから
捨てたりはしないと思うけど… 

この画集以外は捨ててしまった


1904~1990年の
日本画の女作家です!

本絵より下絵に魅せられて買いました

何重もの鉛筆の線の跡…

描き過ぎて破れただろう紙に
また紙を張り付けて描き求めた線…

唸るしかなかった!
貪欲な画家の本質、
意地を見せつけられた様で…

雰囲気や、巧さだけで、軽く描いて
しまう洋画家が多く居る中で
オジサンには新鮮でした。〔当時は青年だな!〕


何十年経っても、また唸る❗

そんな絵…
描き残したいものだな!